Superseded: Non-free アーカイブの削除

提案-0008: 2004 年に一般決議により置き換えられました

日時

2000 年 6 月 7 日

提案者

John Goerzen [[email protected]]

支持者

本文

以下のように決定する:

A. フリーソフトウェアコミュニティとの「社会契約」を次のように変更する
ことを決定する:

  1. 第 5 項の本文を次のように変更する:
  「私たちは、Debian フリーソフトウェアガイドラインに適合していないプロ
  グラムを使わなければならないユーザがいることを認めています。こういった
  ソフトウェアそのものを配布することはできませんが、そのソフトウェアの
  インストールを支援、あるいは要求するパッケージを収録するための領域を
  アーカイブに作成します。この領域にあるソフトウェアは Debian で利用
  できるように設定されてはいますが Debian システムではありません。」
  第 5 項の題名は次のように変更しなければならない:「non-free ソフトウェア
  を開発あるいは実行する私たちのシステムのユーザをサポートする」

  2. 第 1 項の最後の文を次のように変更する:「non-free のソフトウェアを
  配布したり、システムを依存させるようなことはしない。」

B. non-free 領域を現在の Debian アーカイブから削除することを決定し、ポリシー
2.1.4 項の定義に基づいて、そこにあるパッケージをすべてディストリビューション
およびアーカイブから削除する。ポリシー 2.1.4 項による non-free の定義に該当
する、あるいは Debian フリーソフトウェアガイドラインに準拠しないあらゆるパッ
ケージの Debian ディストリビューションや Debian アーカイブへの取り込みを禁止
する。

C. Debian ポリシーマニュアルの保守を担当している者、あるいはそれを Debian
プロジェクトリーダにより指名された者に、上記の A 項および B 項で述べられて
いる、プロジェクトおよびプロジェクトの一般ポリシーの変更に対応するマニュアル
の更新を指示する。

D. Debian アーカイブおよびウェブサイトの保守を担当している者、あるいはそれを
Debian プロジェクトリーダにより指名された者に、Debian アーカイブおよびウェブ
サイトの変更を実施してこの決議で制定される前節の Debian への変更を反映させる
ように指示する。

E. 歴史上の、リリース、凍結された Debian ディストリビューションやアーカイブの
non-free 領域の処置は、Debian 憲章に照らして決定しなければならない。

反対者

記録なし

修正

提案者が受け入れた支持者
(なし)
投票待ちの支持者

必要な支持者 (なし)

定足数

状況の特異性のため、定足数はまだ決定していません。

進行状態

John Goerzen さんが 2000 年 6 月 29 日に投票を呼び掛けました。 投票は 2000 年 10 月 10 日から 2000 年 10 月 24 日まで実施されました。

結果

憲章第 5 項 ("Expiry") により、John Goerzen さんの non-free についての一般決議、さらに Anthony Towns さんの修正案はともに期限切れとなりました。 この投票は誤って実施されたものであり、したがって投票は無効で、 その結果は集計されません。